【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

転職・起業・就職で悩んでいる人を応援するブログです!

50代からの働き方を考える

年代別で考えてみる

昨日はソフトバンクユーザーの皆様は
大変だったのではないでしょうか?
私もアポイントをしていた人と
連絡はとれなくなる、
約束の時間に電話で打ち合わせも出来ない
ちょっとしたピンチに陥りましたが、
時間がズレてくれたお陰で
当初予定していなかった対応を
一気に進めることが出来ました。
好きな言葉の一つですが、
何事も人間万事塞翁が馬
であるべきだと改めて感じた日でした。

今日は50代の働き方を中心に調べてみました。
この頃、自分よりも年齢が下の方と話す機会では、
こちらが聞くよりも、
相手から質問されることがあります。
内容で一番多いのは将来の不安です。
結婚、出産、自宅購入等々、
人生の大イベントを
楽しい、嬉しいという考えよりも
リスクと考えてしまい、
より現実を直視しているのか、
単なる自信が無いのかは、
分かりませんが
とにかく不安が多いなぁと感じます。
話していると
彼らに怒られてしまうのですが、
私を含む諸先輩が明るい未来を
作ってくれていないからではないかと、
その上50代で働いている人は
大変そうな人が多い、
話した全員に対してではありませんが、
漠然とした不安に対して、
大丈夫だよと確信を持って
答えきれませんでした。

では、50代はどんな不安があるのか?
① 「大企業」という看板なしで

  仕事ができるのかという不安
② 他の環境で通用する、仕事のやり方を

  身に付けてこなかった不安。
③ 会社以外のコミュニティ(家族、地域や趣味仲間)

  を持っていないことへの不安
④ 「大企業」という看板なしで、

  家族や親せきと関係が維持できるのかの不安

確かに不安要素は沢山あります。

でも、就活市場も変わってきています。

リーマンショックで変わった就活市場


2008年のリーマンショック前は、
多くの企業では
若手の求人が一番重視していた部分であり、
中途採用はさほど重視されていなかった。
リーマンショック後は、
多くの企業が採用に慎重になり、
育成型よりも失敗しないように
強化したい部門や事業に必要な
人脈や経験、知識のある方が求められ、
即戦力としての経験も重視されるように
なってきている。
また昨今は、企業の採用意欲が活況で、
年齢を問わず求人が増えてきている

約10年前と比べると、確実に
シニアに門戸が広がってきている。

リーマンショック時には
事業撤退などでやむなく早期退職を行う
企業も多数発生
10年近く経ち、
社内でシニア層が活躍している
会社が広がっている。


転職市場はシニアも活況であり
成約数も増えている。
シニアを採用して上手くいっている他社の
話を聞き、『うちでも採用してみよう』
と考える会社も増えています。
こうした好循環によって、
企業側の受け入れ体制が
更に良くなっていくことが想定される。

50代、60代が定年にむけて一番会社に
希望していることは継続雇用でした。
役職定年でモチベーションダウンしたとしても、
慣れ親しんだ会社、業務を続けていきたいという
前向きな意見もありましたが、
残念ながら定年前に準備をしていなかったという
ネガティブな意見もあります。
知識、スキルを活かす定年後のビジョンが
無いということが問題の一つとして考えられます。

働き方改革の影響

今後の働き方改革で想定される内容について
ニュースを抜粋させていただきます。

国の働き方改革で跳ね返ってくる
「50代社員リストラ」の激痛


政府が推進する“働き方改革”、
最重要法案と位置づけていた
働き方改革関連法」
が6月29日に国会で可決・成立
最大の柱は
「パートタイム・有期雇用労働法」の制定などによる
同一労働同一賃金」の法制化となる。
今後、60歳を迎える社員がどんどん増える
対策は賃金制度の抜本的な改革となる。
年功的な給与制度を完全廃止が考えられ
効果についても一番即効性がある内容
実際にやっている仕事と
成果だけで給与を払うことになる。
50歳の社員がやっている仕事が
30歳の社員と同じであれば
同じ年収となることも想定しなければいけない。
年齢に関係なく完全にフラットな
賃金制度を60歳以降同様にする。
人がどんどん採用出来る時代であれば
50歳の社員が『こんな給料じゃやっていけない』と
言って辞めるかもしれないし、
60歳以降も会社に残りたい社員が減る
可能性が高くなり、
結果として短期的なコストダウンと
長期的なリストラを実行することが可能になる。
給与制度をシャッフルし、
人件費を増やすことなく
完全成果主義へ移行
「不利益変更」にならないように
各社人事が考え始めているのが現実です。

人生100年時代ということを考えてみれば、
50代はまだまだ若

いともいえます、
役職定年に関しては
今後も各社で検討が必要になってくると思います。
そもそも社員の平均年齢が高い企業に関しては、
新しい施策が必要になります。

今日の50代の働き方をあらゆる角度から
考えてみたのですが、
高度成長経済で無い日本、
少子高齢化が進む日本、
AI,ロボティクス、IT,IOT化が進む日本

何事も人間万事塞翁が馬
日本という国が再び、
世界のロールモデルになれる
チャンスを予想することが出来ます。
その為にも働き方、生き方を
根本から変えていける人間が、
楽しく人生を過ごせるのではないかと思います。
何も準備しないでおくことは勿体無い、
まだまだ準備出来る時間が全員にあります。
日々、人生を楽しむ為に頑張ります

続きはまた明日、
引き続きお時間のある時にお付き合いいただけますと
幸いでございます。

皆さまにとって、明日が良い日でありますように。