【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

転職・起業・就職で悩んでいる人を応援するブログです!

AI採用を考える

結果を出せる人間

流行語大賞が決定しました。
大賞ではありませんが
「災害級の暑さ」という言葉も選ばれていました。
今日の気温は災害級とまではいかないにしても、
12月の気温ではありません。
週末はぐっと冷え込むようですが
皆様、体調管理にはお気をつけください。

本日のトピックス

ブログでもロボット上司等々
未来に向けた話しをしているつもりなのですが、
実はそれほど遠くない未来になっていることを
日々感じています。
AI採用といったことまで
進んでいる現状を
日経新聞の記事を整理して
少し紹介させていただきます。

AI採用で就活はどう変わる?
高評価のカギは
「正直」「丁寧」な
エントリーシート

リクルートキャリア・就職みらい研究所「就職白書2018」より
2018年卒でAI採用を導入している企業は0.4%
今後の導入見通しに従業員規模5000人以上の企業
23.4%が「検討している」。
今後一気に進む可能性があるのがAI採用
なんと四分の一の会社が実施を検討しています。
コスト削減を考えれば当たり前ですが、
仕事のリストラが更に進みますね。

AI採用導入理由
① 「AIによる合理的な判断での採用」
② 「書類選考を含む採用業務の効率化」
③ 「コンピテンシー採用による判断」

人間の感情の部分を排除した上で、
機械的に判断することで、
公平性を担保するということでしょうか?
圧倒的にコスト削減につながりますし
更に全てが速くなるメリットもあります。

AIは絶対でなく、アマゾンは中止も

学生の反応
① 学生はそもそもどのようなものかわからない、
ということもあり否定的
②  AI、言うなれば機械に左右されるという点も
抵抗感、嫌悪感を示す学生は多い

アメリカのアマゾン・ドット・コム(以下、アマゾン)
2014年からAI採用の研究を開始
結果
技術職の女性採用についてこれまでの
慣例パターンを認識してしまったため、
女性採用の評価を落としてしまった。
理由
技術職採用はこれまでは男性社員の応募が多数
近年は女性が増加中
AIは「男性が多い=男性を採用すべき」と判断

 

AIに頼りきることは現段階では不可能であり
AIと旧スタイルの併用もしくは
旧スタイルのままでしばらく採用を継続する企業も
まだまだ多いのも現状です。

AI採用が進むと

AI採用が進んでいくと、
大変なのは大学と学生です。

大学は
就職実績を気にしつつも、
実際には高等教育研究機関という自負もあって
身動き取れないところが多数を占めます。
それと就職支援に力を入れていても
発想が古すぎて実は役立たず、
ということもあります。

学生は
情報感度の低い学生が増えています。
情報感度が低い、ということは就活についても
古い情報をそのまま最新情報と
誤解してしまうリスクがあります。
そのリスクを認識していないと、
時代の変化に対応できず
就活でも損をすることになるのです。

対策
エントリーシートをどう書くべきか。
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
について、従来以上に丁寧に書くこと
理由
AI採用を導入した企業だと、
文章の修辞なども一応の判断材料だが、
一番大きな点は行動特性と再現性
役職がどうとか、ナントカ大会で1位になったとか、
大きな話を書かずとも問題ありません。
地味な話であってもそれを丁寧に書いていけば、
行動特性があっているかどうか、
再現性があるかどうかを判断してくれます。

面白い記事でした。
三者視点で考えれば、
AI採用対策等のビジネスが始まり、
チャンスは拡がります。
この仕組みに関しては
学生、学校も大変だと思いますが
それよりも企業としての
採用に対する理念、信念が問われることになり、
長期視点から考えれば難しくなりますね。
もっともAI採用をしていますと
告知する必要も無いので
こっそりAIで判断する企業も出てくるでしょう。
今後の各社の採用を注視していきたいと思います。

北海道から九州へパートⅡ

札幌から特急に乗って函館を目指しました。
北海道の広さが身に染みた3時間でした。
本音を言えば、もっと近いと思っていました。
函館に到着して新幹線に乗り換えをする時、
我々は札幌で切符を手配出来ていたので
スムーズに移動できましたが、
駅員さんと言い合いをしている人達の姿が
向こうの方に見えました。
仙台行きの最終ということもあり、
みんながどうしても
乗らなければいけない状態であり、
最終的には切符が無い人も
一旦乗車させてくれていました。
そこからまた長い時間をかけて
仙台にむかいました。
仙台到着した時間は23時を過ぎていました。

リカバリー力

今日の反省と明日の予定の確認を
遅い晩御飯を食べながら二人でしていると
一緒に動いていた人事部長は
既に翌日のスケジュールを調整済みで
安心して話しを聞くことが出来ました。
彼もそうなのですが、
仕事が出来る、
仕事を任せることが出来る人間の
共通した特徴の一つに
リカバリー力」があります。
何か問題が発生した時、自らが失敗した時に、
すかさずリカバリー出来る人間と
中々リカバリー出来ない人間、
全くリカバリー出来ない人間では
結果に大きな差がでてしまいます。
誰でもミスしてしまうことはあります。
そのミスをフォローすることが出来れば
ミスがミスではなくなります。
じゃあ、リカバリー力の強い人と
そうでは無い人の差って何なのか?
リカバリー力の強い人を見ていると
確かに機転もききますし、
仕事も良く知っています。
根本的な能力の差がリカバリー力の差でしょうか?
個人的には全く違うことだと思っています。
リカバリー力の強い人の共通点は
一言で言えば
「諦めない」
ミッションに対して
夢に対して
様々なピンチが起こっても
決して諦めない。
リカバリー力の強い人と働いていると
いつも感じることです。

そんなリカバリー力の強い人と
一緒に九州を目指すのですが、
想定もしなかったことばかりが、
発生してしまいます。
無事九州に辿り着けるかは
また、明日お伝えさせていただきます。

引き続きお時間のある時にお付き合いいただけますと
幸いでございます。

皆さまにとって、明日が良い日でありますように。