【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

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副業・兼業のメリット・デメリット

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副業

今日も様々なニュースが流れていますが
一番気になった見出しです。
「増えすぎた薬局 
6万店、始まったサバイバル」

記事を抜粋しますが
利用者から見れば二度手間のような
この制度に守られ
薬局はコンビニエンスストア
上回る約6万店まで増殖した。
だが国の新たな規制で、
薬局は逆にサバイバルの時代に入った。
今度こそ患者にとって便利になるのか。

この様な流れというものは
全ての業態で発生するものであり
GMS,SM,CVSが経験した流れですね
ドラッグストア業界においては
これから数年の動きが本当に
重要になってくるのは
既に分かりきっていることです。

調剤薬局大手9社を調べると

2018年度の新規出店は

2012年度の3分の1まで

減っている状況です。

一方でM&A(合併・買収)は増え、

2016年度では過去最多の579件

18年度も11年度に比べて

3倍という高水準です。

ドラッグストアのこれからの
新しい変化を注視していきたいと思います。

先日、関東では無いドラッグストアの方と
話す機会がありましたが
やはり時期的に採用活動が大変だと
おっしゃっていました。
人手不足の問題は勿論なのですが
現在は大学生の採用においても
どの様に定着してもらえるかを
説明出来なければ入社してもらえない
折角入ってもらってもすぐに
退社してしまうということでした。

採用・定着に向けて
各企業で取り組みが始まっているのが
副業、兼業の推進です。

今日は副業、兼業の
メリット、デメリットを、
企業側の観点と労働者側の観点
から整理してみたいと思います。

企業側のメリット
(1)副業、兼業をすることで、
   従業員が社内では得られない知識や
   スキル、人脈を獲得し、
   それを本業に活かし、事業の貢献に繋がる。

(2)副業、兼業することで、
   従業員の自律性、自主性を促すことができる。

(3)副業、兼業ができることにより、
   優秀な従業員獲得ができ、
   一方で、優秀な従業員の
   退職を防ぐことができる。

企業側のデメリット
(1)副業、兼業する従業員の
   労働時間管理、健康管理、
   情報漏えいや企業秘密の保持、
   そして、競業避止をどのように
   確保するかが課題となる。

労働者側のメリット
(1)本業を持ったまま
   別の仕事に就くことができ、
   今後の起業、独立のための
   助走期間とすることができる。

(2)本業をしながら、
   自らやりたい仕事に
   挑戦することができる。

(3)副業、兼業を通じて、
   新たなスキルや知識、
   人脈を獲得することができる。

(4)副業、兼業により
   所得の増加が見込める。

労働者側のデメリット
(1) 副業、兼業を行うことにより、
   労働時間が長くなる可能性があり、
   自ら労働時間管理や健康管理をする必要がある。

(2) 本業における職務専念義務、
   秘密保持義務、競業避止義務の
   意思が必要となる。

(3)1週間の所定労働時間が
   短い仕事を複数持つ場合、
   雇用保険等の適用がない場合が生ずる。

調べると副業・兼業も良い点ばかりでは
無いことも分かります。

時代の流れをきちんと見極めることが
ドラッグストアの今後同様に
必要なことになってきます。

今後もメリットだけではなく
デメリットに関してもしっかりと
調べた上でお伝えしてまいりたいと思います。