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【塾生Blog】言葉の切り返し 2019/07/18

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塾生のゴリです。

私は、社会人になり営業一筋です。

私の信条で

「どんなに長い商談でも、
短い商談でも、先方が物事を決定する瞬間は、
2分~3分しかない」

という考えがあります。

その中で大事になってくることは、
準備ではありますが、商談は生き物です。
ほぼ、準備通りには、進みません。

難しい商談になればなるほど
言葉が大事になってきます。

その中でも特に私が大事にしていることは、
難しい難題をぶつけられた時の切り返しです。
この切り返しがうまく出来た時、
先方に少し油断が生まれ、
決定に結びつく可能性が上がってきます。
逆に、そこで黙り込んだり、
とんちんかんな返答をすると、
決定しないことが多いです。

そこで私が、
切り返しのプロだと思っている
2人を紹介いたします。

1人目は、一番下の4歳の娘、ユリです。
とにかく、気性が荒く、
自分の思い通りにならないとキレる。
4歳なのに効率が良いので、
悪いことをしても、すぐに人のせいにする。
毎日、何かで私は怒っていました。

ある時、子育ての本を読むと

「子供は怒られるのに慣れると良くない。
 怒らないという選択肢もある」

と書かれていました。

ユリには

「これだ!!」

と思いました。

案の定、ユリがまた悪い事をしていました。
心では、

「このやろー」

と思っていましたが、
本に書いてあったことを思い出し、

「ユリちゃん、パパはもう
ユリちゃんを怒らない。
ユリちゃんを怒るのをあきらめた。
だからおりこうさんにしてね。」

と言ったところとユリはこう返してきました。

「いいよ、いいよ、ユリちゃんもあきらめたんもんねーー。パパの人生。あきらめたもんねーー。」

『おい、おい、ユリ、パパはそこまで言って無いし、パパは自分の人生あきらめてねーし。これからだし。』

正直、この件以来、
ユリにはかなわないと思いました。


2人目は、妻です。

出張から23時ごろ、家に着きました。
家族、4人はすでに就寝中。台所にいると、
洗い物がそのまま置いてありました。

妻も3人の娘を育てているので、疲れているのだと思い、私は洗い物を始めました。
そして洗い物も終了し、風呂に入り、
私も就寝しました。

朝起きて、

「ありがとう」

と妻に言われるかと思っていると、

「この皿まだ汚れが残って汚いんだけどーー。」

久しぶりに、私はカチンと来てキレました。
「こっちは、2泊3日の出張行って、
疲れて戻ってきて、洗い物したんや。
 世の中の男99%は、
出張戻りで洗い物なんかせんぞ。
普通ありがとうやろー。」

『もう二度と洗い物はやらない』

と誓いました。

すると妻はこう返してきました。

「私は、そんなくだらん99%の男と結婚したんじゃない。1%の男と結婚したんじゃ。」

『うれしいやん。わし、1%の男やん。洗い物今後もするやん。』

妻に

「今後、気を付けます。行ってきます。」

と言って家を後にしました。
妻にはかないません。


「一つの言葉が、一つの人生を変えることがあるかもしれません」

少し、意識してみると、おもしろいと思いますよ。
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