【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

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ミドルとシニアの境目

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40代仕事術


昨今の売り手市場で
以前であれば30才が転職の
デッドラインと呼ばれていたはずが
現状のミドルの転職市場は
非常に活況であり
様々な人材がチャンスを掴みとって
活躍しています。

しかしながら、さすがにシニアになると
転職しても働く場はあるのだけれども
意図した業務でなかったりする場合が
発生しています。

シニアになる前に何をすべきかを
副業・兼業の視点を踏まえて
今日はまとめてみたいと思います。

定年後「再就職」に大苦戦する

50代に欠けた視点

できることなら

40代から準備しておきたい

企業にとってシニア活用は「想定外」
就職や転職をサポートする仕組みが、
その世代にはまったくといっていいほど
整っていないのが現状

60代以上を対象としている
転職サイトはいくつかあるものの、
梱包作業やクリーニング、配送、
テレフォン・オペレーターなど、
人手不足が顕著な仕事ばかり。
言うまでもなく、
役員や管理職など企業の中核を
担うポストはほぼゼロである。

最近は企業が

「即戦力」を求める傾向が

強まったため、

ボーダーラインを35歳から

40代に引き上げた企業が増えている。

転職成功者の年齢の割合は、
以前ならボーダーラインを過ぎていた
35〜39歳が全体の13%、
40歳以上でも14%ある。
この2つを合わせると27%、
つまり転職成功者の4人に1人が
35歳以上ということになる。

「定年後の再就職」を円滑にする方法

ポイント1:

自分から動いて仕事を探す

今の日本は、全国的に人手不足の職場が多い。
経営者は優れた人材がいれば、
すぐにでも雇いたいと考えているが、
お金をかけて求人するには躊躇している。
たくさんの人に尋ね回るうちに、
その手がかりは見えてくるものである。
「まず自分で動く」ことが、
再就職の第一歩となるのだ。

ポイント2:

50代前半から定年後の準備をする

定年が迫った50代に入ってから、
慌てて定年後の仕事を探し始める人は多い。
しかし、早いに越したことはない。
できることならば40代、
遅くとも50歳くらいの、
まだ前半戦からの折り返し点にいる頃に、
定年後の準備を始めたほうがいいだろう。

ポイント3:

厚生年金や退職金の額を調べておく

厚生年金の支給額の平均は、
民間企業の会社員などであった
「第1号厚生年金被保険者」で
月額約14万5000円。
女性の平均額は約10万円である。
また、60歳で定年を迎える場合には、
年金がもらえるまで5年間ある。
その間、年金繰上げ請求もできるが、
そうすると65歳以降に
もらう金額が減ってしまう。
60歳で年金をもらわずに
働かないでいると、
貯金や退職金を
切り崩して過ごすことになる。

ポイント4:

「定年がない会社」で働く

転職先の1つとして考えたいのは、
「定年の廃止・延長制度」がある会社となる。
厚生労働省の平成30年
「高年齢者の雇用状況集計結果」
(従業員31人以上の
企業15万6989社の状況をまとめたもの)
では、定年制を廃止した企業は
2.6%、65歳以上定年の企業は18.1%、
合わせて20.7%であった。

今後の働き口のことを考えるなら、
後半戦を迎えてすぐに転職するのも
選択肢の1つではるが

何が必要で、

自分は何をすべきなのか。

その答えをできるだけ

早く見つけ出すことが、

納得のいく後半戦にするためには、

とても大切なことであり

その答えを見つける機会として
現在は副業・兼業の活用が考えられている。

副業・兼業が定年後の本業になる

そんな時代はすぐそこまで来ているのだが

まだまだ大丈夫だと思っていると
この3年間で劇的な変化に乗り遅れてしまう
このブログの読者にはそうならないで
あって欲しいと切に願っています。

明日以降も、
皆様に有益な情報をお伝え出来る様に
がんばってまいります。