【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

転職・起業・就職で悩んでいる人を応援するブログです!

転職に対するイメージを変えたい!

転機は天機

ブログを開始してから、
生存確認していただいた皆様から、
連絡をいただきます。
その中で、何故転職・起業・就職を応援するブログを
立ち上げたのか理由を聞かれます。
理由は3つあります、
一番目は自らの体験からです。
自分自身が困った時に、
もっと簡単に聞ければよかったのですが、
大きいこと、小さいこといろいろありました。
様々な手間さえ惜しまなければ
対外のことは解決しますが、
その手間を幾分かでもお手伝いしたいと思いました。
二番目は、調べれば調べるほど、
そして、現在の日本が置かれている状況を考えれば、
転職・起業・就職はチャンスであり、
それを知らないでいる人が多過ぎるという現状を知り、
ブログを見た人が何か行動を起こす、
考えた上で行動を起こさない、
その判断の一助になればと思って続けています。
三番目は、旧い考え方、価値観を変えていきたいと思っています。
転職・起業に関しては未だにマイナスのイメージが強く、
他国の様に誰でもキャリアアップの為に転職・起業を
スムーズに出来る世の中を実現したいと思っています。
就職にしても、就職=ゴールではなく、
就職をすることによって、
その後の人生が楽しめる形にしなければいけないと思います。
そうすればブラック企業社畜という様な言葉はなくなるはずです。
上記が実現すればブラック企業と言われる企業は、
従業員が定着することは出来ずに、
持続的に成長することはできないはずです。
働き方改革を推進するのであれば、
行政としてもっともっと転職・起業・就職の
考え方を変える施策を打つべきです。
特に転職支援、起業支援に関して言えば、
女性の働き方についても大きく影響します。

転機、天機、能天気

先日、北海道で影響を受けた事象について書いてみました。
北海道の件も確かに天機でした。
天機の中で様々な経験をすることで、
少しづつに実現力を向上させてきましたが、
書いている最中に自分の天機を思い出しました。
幾つもの転機はあるのですが、
ある人に転機は天機であると教えてもらいました。
天が与えてくれた機会を活かせる人間になりなさいと言われました。
まぁ、お前は能天気だから分からないだろうけどね。
と言われたことまで思い出してしまいました。

マレーシアシリーズ

これから天機の一つである
マレーシアでの出来事を紹介させていただきます。
思い起こせば、その天機は2014年になります。
その時は前職で秘書室責任者という役職を拝命しておりました。
前職の前の会社で秘書業務も広報業務も、
一回として経験もしていなければ、
想像したことも無い業務を任せていただきました。
素晴らしい上司と優秀な仲間の献身的な業務遂行により、
何とかこなしていました。
当時の仲間に心から感謝しております。

2014年ですが、グループ企業の一つである
マレーシアの会社で創立30周年のお祝いがありました。
自分の未熟さの数々を痛感した機会です。
沢山あるのですが、三つの不足を紹介させていただきます。
① 海外でビジネスをする覚悟の不足
② 常識の不足
③ 言語能力の不足


一つ目の海外でビジネスをする覚悟の不足です。
海外へ出張する機会は何回もありました。
しかし前々職の会社で出張する時は、
空港に着けば迎えの人が必ずいます。
自分自身が安全第一という理由で
致し方無しと思っていたのかもしれません。
しかしそれは都合の良い言い訳であり、
本気でその国でビジネスをする為の出張ではなく、
決められた事をこなす為に行っていたのかもしれません。
何か解決する為に、何か改善を、もっともっと出来たはずです。
自分の会社が業務を展開させていただいている国であり、
自分達の仲間が頑張っている国なのに、
本気でサポートはできていなかった事を実感した機会でした。
気付かない内に海外の事は現地の人間だけの責任と思っていました。
2014年のマレーシアを天機として、
その後は、本気で海外の赴任者、
現地のローカル社員の気持ちを理解することに努めてまいりました。


二つ目の常識の不足は、
海外だけではなく国内でも同じことなのですが、
常識不足を心から感じた事がマレーシアでした。
マニュアルのようなものはあります、
でも、それを常識として実行する事は難しい。
その時までは常識はどんな状況でも一つだけでした。
知識不足は勿論ですが、常識を知識としてのみ、
過去の経験のみを基準として動いていました。
状況はいつも変わるのに、
その時々で変化する中での常識を絶えず、
考えて即応しなければいけないはずなのに、
何も考えずにいた自分の未熟さを痛感した機会です。
でも、この常識はいまでも悩みます。
本当にこれで良いのか?
まだまだ確認しながら実行している状態であり、
失敗を繰り返しながら改善している状態です。


三つ目の言語能力の不足は言うに及びません、
通訳のいない空間に放り込まれた初めての体験でした。
会話が出来ない恥ずかしさは、
後日に回したいと思いますが、
簡単に言えば、言語が分からなければ、
何をする為に来たのか分からないという事です。
当り前のことですが、
旅行者ならばそれでもかまわないと思います。
会社を代表している自覚が不足していました。
では、以前はどうだったのか?
自らを厳しく振り返れば、自己満足レベルの仕事であったと思います。
今の自分が話せるかといえば未だに低レベルの言語能力です。
しかしながら2014年時と比べれば飛躍的にレベルは向上しています。
これもまだまだ、自己満足のレベルの範疇だと思っています。

この3つを改善することが、
海外で業務を実現する能力の改善につながりました。
あたりまえ過ぎることばかりですが、
もし自分自身に一つでも当てはまることがあれば、
今からでも改善することをおススメします。
どれも、今から始められることです。
始めた分だけ必ず自分自身の仕事に役立ちます。

最初に天機の話しをしましたが、
能天気と言われた事を違う人に話した時にこう言われました。
「お前が能天気なのはよく知っている、ただ能天気でも、
どんな機会でも一生懸命頑張る人間だという事もね。」
そう言われ、改めて能天気の意味を調べました。
決して、自分では能天気とは思っていなかったのですが、
意味を調べて、良い面と悪い面の両方が書いてありました。
そう思われているのならば、
致し方無いのではないかと割り切りましたが、
どんな機会であろうと一生懸命頑張る人間ではあり続けようと
決めたことを思い出しました。
自分の未熟さを能天気で終わらせることなく、
自らを磨き続け、長期的に準備する事の重要性
今この時点で再認識して今日は〆たいと思います。


禍福はあざなえる縄の如し

続きはまた明日、
引き続きお時間のある時にお付き合いいただけますと
幸いでございます。

皆さまにとって、明日が良い日でありますように。