【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

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地球の裏側からの転職を考える

効幸

先日のニュースで取り上げられていましたが、
2018年の1月にアナウンスされ、
2018年7月より制度が開始された
日系四世受入制度について考えてみたいと思います。
ニュースの取り上げ方を見れば、
折角地球の裏側から来てもらったにも関わらず、
受入体制が構築されていないため、
現在日本で働いている日系人にとって
満足な環境ではなく、
以前、日本で働いた日系人としても子供達を
積極的に日本に送り出せる状況ではないという内容でした。
法務省のHPも確認してみました。
制度としては最低限のルールが記載されていますが、
具体的にどうすれば良いか分からない内容だと思います。
2007年末には、在留資格を持つブラジル人とペルー人が
日本で36万4000人働いていました。
2008年のリーマンショックをきっかけとして、
景気低迷の影響により減少を続け、
2016年末には約22万2000人になっています。
ファクトベースで考えれば、
「雇用の調整弁」となっている可能性があります。
もう一つの事実として、
ニュースではこのように伝えています。
制度として受入人数は
4000人程度見込んでいるが、
これまでにビザの発給を受けた人は、
わずか3人にとどまっています。
先日、ブログでふれましたが、
入管法改正案が国会で審議されています、
働く人間の環境を考えて
入念に準備・整備すべきです。
短期施策として考えるのではなく、
受け入れる日本にとっても、
日本で働く海外から来ていただく人にとっても
WIN‐WINにしなければなりません。。
成功事例として、
観光立国推進戦略会議の活用が、
現在の観光需要につながっています。
同様に日本の産官学の英知を結集すれば
必ず素晴らしい施策となるはずです。
現在、一生懸命に準備をしている皆様が
本当に大変なことも想像できますが、
さすが日本と言われるものにしてもらいたいと思います。

マレーシアⅡ

マレーシアの続きとなります。
昨日、いろいろな事を書かせていただきましたが、
海外もマレーシアもよく理解していない中、
様々なイベントを進めていかなければなりません。
現地の各社、日本本社と財団のそれぞれの人間が
連携して対応しなければいけませんでした。
私のような未熟な人間がいながらも、
経験豊富な人間を中心に滞りなく業務が進みます。
この時に感じた重要なこととして
① 優先順位
② 役割分担
③ スケジュール調整
上記の3点の大切さを再認識しました。
海外で仕事をする上で認識しなければいけない事として、
当り前ですが日本で仕事をする事と違うという事です。
その違いを考慮した上で対応する必要があります。
対応する為に必要な3つの力も同時に認識しました。
① コミュニケーション力
② 判断力
③ 行動力
この3つが前述の3つとセットでなければ
全く意味が無いものになるということです。
どれか一つだけ優れていてもうまくいかず、
むしろ一つ一つは優れていなくても
6つのセットで対応出来る人間が
成果を出しているように感じました。
前述の3つが無ければ、
そもそも誰も動けないのですが、
後述の3つこそ、
うまくいくかどうかで言えば
重要な要素になります。

ビジネスに置き換えてみれば
計画を立てるのが得意な人がいます。
でも、中々成果を出す事が出来ない。
反対に計画をたてる事は苦手なのだが、
仕事を任せると
なんとなく成果を残すことがある。
前者と後者を分けて考えてみると、
前者は成果を計算出来る人間であり、
成果の幅に関しては、
良くも悪くも
想定の範囲内であり失敗が少ない人物。
後者はその反対であり、
あまり計算出来ない、
当たりも外れも大きい
想定外の成果を残すこともあるが、
失敗も多い人物だと思います。
双方が備わっていることがベストですが、
先ず自分はどちらのタイプの人間なのか、
分かった上で強みを伸ばし、
弱みを補完していくことが必要です。
マレーシアの経験から、
自分自身のタイプが改めて認識できました。
認識した上で行動したことは明日にでも
改めて紹介させていただきます。

見考行

読んでいただいている皆様の中にも、
海外に行ったことによって
感覚が変わったということを体験した方は
いらっしゃらないでしょうか?
そんなはずないだろ、
お前が単純に浮かれていただけだろという
ご指摘が沢山あると思いますが
スルーさせていただきます。
五感だけではなく捉え方が変わる意味でも
感覚が変わることを何回も経験しました。
少し脱線しながらですが、
感覚の話しを続けさせてください。
昔のアニメなのですが
ガンダムというアニメがありました。
とても人気があり続編もあります。
もし、ガンダムなんて知らないという方は
この部分は飛ばしてください。
アムロという主人公をはじめとした人類が、
宇宙に移民したことによって、
ニュータイプに目覚めるという話しなのですが、
環境が変わることにより感覚の変化が起こることは
我々にも当てはまるのではないかと思っています。
新しい環境を活かすことにより、
知らない事を知る、
気付かなかったことに気付く、
見えないものが見えてくる、
上記のような経験が、
今までも何回かありました。
これは海外だけではなく国内でも、
リアルだけでもなく書籍等からでも、
様々な刺激を受けることによって
可能なことだと思います。
しかしながら、
リアルに海外で感じる刺激は
やはり特別ではないかと思います。
まだ海外の経験が少ない方は
いつでも構わないのですが、
出来れば早いタイミングで
海外を数多く経験する事をおススメします。
最初は旅行からでもよいと思います。
可能であれば、留学や海外赴任のような
長期滞在型をおススメします。
文化、風習様々な違いを
直接感じることが大切だと思います。
それらを理解出来た時には、
個人として必ず成長しているはずです。

百 見考行効幸皇

これから様々な壁が無くなります。
距離、時間の壁は既に大きく変わっています。
ビジネスにおいても、
おそらく壁を壊すことができる企業が
2020年以降成長していくのだと思います。
その為にも必要なことは、
企業を支える人間です。
まだまだ世界には知らない事が沢山あります。
今後も皆さんと一緒に新しい刺激を共有できればと思います。
今の座右の銘としている言葉を今後も体現してまいります。
百 見考行効幸皇

続きはまた明日、
引き続きお時間のある時にお付き合いいただけますと
幸いでございます。

皆さまにとって、明日が良い日でありますように。