【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

転職・起業・就職で悩んでいる人を応援するブログです!

転職・起業・就職準備の為には

量と質

先日、寒さが厳しくなってきたと言っていたのに、
ここ数日のポカポカ陽気は初夏のようです。
ブログを始めてからじっくり考える時間を
意識してとるようになりました。
考える時間が増えたことは
先日お話ししましたが、
じっくり考えると良いことだけではなく、
悪いことも考えてしまいます。
前職、前々職の時にも考えてはいましたが、
与えられたお題が常にあり、
速やかに対応することばかり考えていました。
それとは別に緊急対応をする為に、
真剣に考える機会もあり、常に考えてはいましたが、
今は、良いコトよりも悪いコトに気付いた時、
その後の対応をどうすべきかを意識しています。
後回しにするのではなく、
どのタイミングで対応すべきかを意識しています。
人事異動では、
適材適所が大切だと言われますが、
それ以上に本人にとって、組織にとって、
適時であることの方が重要ではないかと思っています。

実現力

仕事が出来る人間、成果を出し続ける人間と
そうではない人間の違いは何でしょうか?
要素は沢山ありますが、
一言で言えば実現することが出来るかどうかであり、
実現力を磨くことが重要になります。
今日のニュースで面白い話しがありました。
世界的なホテルチェーンと日本の企業が
道の駅とコラボレーションした展開をするという記事です。
既に似たような試みもありますが、
記事を読み進めていく中で、
その想定された戦略に感心しました。
ターゲットは訪日外国人であり、
自治体と協力し地方の文化体験を推進していく内容でした。
まさに三方良し、四方良しの取り組みだと思います。
同様のことを考えていた企業は沢山あると思いますが、
やはり実現力で最終的には差が出てしまいます。

ブルペンピッチャー

実現する為には、企業であれば資金力を始めとした
様々なヒト、モノ、カネが必要です。
それでは個人が実現力を高める為には
どうすればよいのでしょうか?
一言で言えば
試合もしくは本番に強くなることです。
野球でブルペンピッチャーと呼ばれる人がいます。
ブルペンでは素晴らしい球を投げるのに、
試合では力を出すことが出来ないピッチャーのことです。
野球の専門家では無いのでよく分かりませんが、
知り合いに高校野球の監督が数名いるので、
ブルペンピッチャーについて聞いたことがあります。
想定していたのは気が小さいから本番に弱い等々の
自分自身の浅はかな仮説でしたが、
さすが監督の皆さん本質的な部分をよく見られていました。
ブルペンピッチャーの特徴
① 学習能力が低い
② 目標設定能力が低い
③ 行動する質が低い
その他にもあるのですが、
この三点を複数の監督が語ってくれました。
学習能力が低いについては、
結果に関しては素直ではあるが、
何故そうなったのか?
どうすれば改善するかを考えないので
次につながらない。
目標設定能力が低いについては、
ブルペンで良い球を投げることばかりに意識があり、
その先の目標を考えていないので
次につながらない。
行動する質が低いについて、
言われたことは実行するが、
前述の二点のレベルが低いので、
数をこなすことが目的となってしまうので、
次につながらない。

あくまでも高校野球レベルであり、
その他のレベルでは当てはまらないかもしれません。
ここでも一言で言わせてもらえば、
目先のことだけを考え、長期的な考えが出来ないことが
本質的な問題の一つだと思います。
上述の三点については、
仕事をしている時においても同じことが言えると思います。
以前、量質転化の法則という言葉を使っていました。
質の向上を求めるのであれば、
ある程度の量をこなさなければいけない。
量をこなすうちに質の変化につながるということです。
その大前提は考える力があるということです。
ということは、
考えることが苦手な場合はどうすればよいのか?
量をこなすことが無駄になってしまうということではないのか?
そもそも考えることが得意で、
行動することが出来れば、
成果を出す事に困っていないはずです。
実現力を高めることが、
既に出来ていると思います

転職・起業・就職準備のために

今、じっくり考えているのですが、
今日の課題をもとに明日以降は、
海外での失敗事例の紹介等をふまえて、
ブログを展開させていただきます。

ブログを書いている席の目に入るところに、
JPモルガンの名言があります。
素晴らしい言葉なので紹介させてください。


どこかにたどり着きたいのなら、
今いるところに留まらないことを
決心しなければならない。

 

ブログの続きはまた明日、
引き続きお時間のある時にお付き合いいただけますと
幸いでございます。

皆さまにとって、明日が良い日でありますように。