さよならだけが人生だ ２０１８年１０月１７日 水曜日
ここ数日、何かに取りつかれたように
事業計画を作ることに没頭した
今日、愕然としたことがあった。
朝起きていつも通り、
歩いていつものドトールに到着したら
店が無くなっていた
一昨日来た時にはいつも通りだったのに、
今日は何も無くなっていた。
短い間ではあったが
居心地がよい空間で、
お世話になった場所なので、
寂しい気持ちが襲ってきた
と同時にあのシニアのみんなは
何処に行ったのかが気になった
気になったので
周辺の店舗を探してみた
探したけれども
ミスタードーナッツも
ココスにも
フレッシュネスバーガーにも
何処にも見慣れた常連さん達はいなかった
もう、
おじいちゃん達の掛け合いは見るコトが出来ない
おばあちゃん達の日頃の愚痴も聞くコトは出来ない
いつものコト、当り前のコトの大切さは
それが無くなって身に染みる
つい先日迄の日常が無くなった経験からも
日常の中で感謝を忘れずに
生きていかなければいけない
いつもそうなった時に分かるのだけれども
感謝を忘れずに生きていこう。
そうは言っても寂しがってるだけでは
先に進まないコトも知っている
そんな時に顔をあげるタイミングで
思い出す詩がある。
勧 酒 （于武陵）
勧君金屈巵
きみにすすむ きんくつし
満酌不須辞
まんしゃく じするをもちいず
花発多風雨
はなひらけば ふううおおし
人生足別離
じんせい べつりたる
（井伏鱒二の訳）
君に この金色の大きな杯を勧める
コノサカヅキヲ受ケテクレ
なみなみと注いだこの酒
遠慮はしないでくれ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
花が咲くと 雨が降ったり
風が吹いたりするものだ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
人生に 別離はつきものだよ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
今回、二つのことを思いだした。
一つ目は、
つい先日のコトだ、
親友をカンボジアに見送る時に
この詩を最後に話した
この数年本当に辛いコトも
楽しいコトも一緒に乗り越えた仲間だ
公私ともに彼が近くからいなくなることを
想像すらしたことなかった。
一見すると彼にとって
辛い異動に見えるかもしれない異動を
このタイミングしかないという
真意を理解して感謝までしてくれた。
二つ目は
北海道地震を始めとした
数多くの災害現場での経験だ
一回切りの人生で何が起こるか分からない
いつ別れが来たとしても
悔いの残らない人生を歩まなければいけない
その為に一瞬一秒も無駄にすることなんてできない。
安定の為に無為に過ごす時間の無駄を
今、自分自身を振り返れば感じる
一生懸命に生きてきたつもりだが、
もっともっと頑張れたはずだ！
そんな後悔をこの先一切したくはない。
いつかは誰でも別れは起きるコトだ、
だからこそ、
一つ一つの出来事に感謝を忘れずに、
今このタイミングで出来るコトを
精一杯頑張って生きていこう。
昨日迄の興奮状態から、
冷静な状態に戻してくれる為に
このタイミングの閉店だったのかもしれない
そういうコトにしておこう
別れがあれば、
新しい出会いもある
新しい居場所に関しては、
今日回った中の店舗で決めるのか、
明日以降見つけるのか分からないが
新しい出会いを楽しみたいと思う。
新しい事業を始めるのであれば
新しい出会いが沢山あると思う
その出会いも楽しもう
人生を楽しもう、
楽しむ為に面白いことをやろう！
そして今迄の出会いに対して
感謝を忘れずに頑張っていこう
今日の一言
別れも出会いも大切に、
いつも感謝を忘れずに
このブログは筆者の
実際の経験を基にしていますが、
実名、企業名等に配慮し
フィクションの形式を
とらせていただいております
