【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

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合併・買収過去最高

ピンチとチャンス

本日はテレビも新聞も
ゴーンさんのニュース一色ですね。
朝のテレビ番組では
コメンテーターが様々なことを話していました。
クーデター説を力説されている方もいましたが、
今後の動向を注目したいと思います。
日産の記者会見も充分に準備された内容であり、
本当に司法取引があったのではと
思わせてくれるほど出来上がった記者会見でした。
ゴーン独裁が全ての元凶と結論付けていますが、
その筋書が正しいかどうかは今後明らかになると思います。
それよりも興味があるのは
独裁が終わった後の日産の経営体制です。
ゴーンさんが日産に来た経緯を覚えている人と
その手腕で建て直した実績を評価している人が多い中
新経営陣がどのように引き継げるのか、
企業としての工夫が見られるところだと思います。

過去最高

ゴーンさん以上に注目した記事がありました。
日本企業による国境を越えたM&A(合併・買収)が加速
1~10月の海外企業買収は件数・金額とも過去最高を更新。
日経新聞の記事ですが、
企業戦略としてじっくり読み解きたい内容です。
記事にもありますが、低金利という状況の中で
企業が打ち出す戦略だと思いますが、
長期戦略から考えたM&Aなのか、
現在の弱みを補完するM&Aなのかが
明確になってきました。
反対にこの時期に動かない企業に関しては、
憶測の的になると思います。
企業として本当は体力的に厳しいのでは?
戦略として無策なのか、慎重なのか?
買収・合併は会社そのものが転職するようなものです。
新しい会社で評価される人間にとっては
ハッピーなことですが、
そうでは無い人間にとっては不幸なことになります。
記事には日本が主体となった動きになっていますが、
いつ、日本の企業が買収、合併されるか分かりません。
その時に向けた準備は全員に必要なことです。

シンガポール

シンガポールでも、マレーシアでも、
やはり初めての経験というのは鮮烈です。
「一を大事に」
という言葉を大切にしていたことが
様々な気付きを与えてくれたような気がします。
シンガポールの経験を整理しましたが、
3つのキーワードとなります。
① プロの仕事
② 人に流されない
③ ピンチの時こそ冷静に
上記の3つになるのですが、
結局は一つの言葉に収斂されてしまいます。

最善を尽くす

一つ目のプロの仕事は、
CAの事例もそうですが、
飛行機を整備してくれた整備士、
シンガポールの地上スタッフ、
成田の地上スタッフ等々、
プロの仕事を感じることが出来ました。
プロフェッショナル論は沢山ありますが、
好きな言葉があるので紹介させてください。

プロフェッショナルとは、
どんな環境に置かれたとしても、
自ら思え、判断し、
その判断に対して独立した個人として責任を持ち、
説明ができる人間でありその集合体です。
この組織に一歩足を踏み込むと、
行動を縛る規則の少なさや、
型破りともいえる仲間たちの
大胆な言動に驚かれるかもしれません。
「こうしなければならない」というルールが少ないこと。
それは個々人が自律的でアカウンタビリティを持つ
プロフェッショナルであることの
責任の対価としての証です。

今後、自分自身が組織を考えるのであれば
上記のような組織を作り上げたいと思います。

二つ目の人に流されないですが、
特に日本人は難しいのかもしれません。
事なかれ主義、長いモノには巻かれろ主義
それ自体は否定しませんが、
人に流されない人生を目指します。
人に流されない為に心に決めていることは

自分で責任を取る覚悟を決める

前職の仕事をしていた時に感じたことでした。
特に会社を離れる直前の業務に関しては、
その覚悟を持って業務を行うことと、
周囲の皆さまの支援のお陰で
充実した時間を過ごすことが出来ました。

三つ目のピンチの時こそ冷静に関しては、
誰もが分かっていることだと思います。
分かっているのだけれども、
実行レベルでは非常に難しいことです。
心掛けていることはいろいろあるのですが
ここでは一つだけ紹介させてください。

ピンチを楽しむ

そんなことが出来ないから大変になるんだと
ツッコミをいただきそうですが、
ピンチの時こそ笑えとか、
ピンチの後にチャンスあり等の言葉もあります。
ピンチなんて楽しめないよ、
強がっているだけだろと言われそうですが、
幸いなことに絶体絶命のピンチに、
奇跡を起こした場面を何回も経験しました。
自分で引き起こした奇跡ではなく、
誰かが起こした奇跡を近い場所で経験しました。
生死に関わるようなピンチは、
今迄経験しておりませんので、
その時に楽しめるかは分かりませんが、
ピンチを楽しめるようになると、
冷静に物事を見ることが出来るようになり、
その後の判断、行動も間違いが無くなります。

それでもやはり、最善を尽くすことが、
上記3つの事柄の根底を支えていると
思っています。
このブログをまとめながら、
過去のことを振り返り、
未来のことを語ったりしていますが、
今、出来る事について
日々、最善を尽くしていこうと
心から思いました。

続きはまた明日、
引き続きお時間のある時にお付き合いいただけますと
幸いでございます。

皆さまにとって、明日が良い日でありますように。