【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

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プロとアマ

本日の某新聞では働き方改革について
大きくとりあげられていました。
月曜日に取り上げられる可能性が多い
内容だと思いますが、
一面から複数面に渡り、
企業の事例紹介等を含めて、
流石と思う記事ばかりでした。
人材育成投資1割増と掲載がありました。
つい先日迄、まさにその仕事の渦中にいた立場から、
各企業の経営者、人事の苦労を察します。
日本の企業の在り方として、
人材育成に主眼を置くことについては間違いありません。
ここで考えておくべきことは、
海外の様に人材がどんどん流動する状態になった場合
どうすべきかを真剣に準備する必要があります。
以前の経験ですが、
海外でも日本同様教育を重視していたのですが、

優秀な人材からプロになると

他の企業へ転職してしまうということです。


転職をした後、また戻ってくるケースもありましたが、
せっかく育てたプロフェッショナルが引き抜かれてしまうケースが
非常に多かったことを思い出します。
今後、人材へ投資額が増えれば増える程、
企業としてはリスクも発生します。
それでも人材を育成し続けなければなりませんし、
投資が出来ない企業から競争に遅れてしまうことを
考えればこの人材育成こそ、
各社として中核に考えるべき長期課題となります。
個人としては、今後人材育成について、
どうすれば良いか分からないといった企業の
お手伝いをすることを考えていきたいと思います。

シンガポール

昨日の続きとなります。

いよいよ出発予定時刻がAM3時になり、
ついにはAM4時になりました。
「あらあら、本当ならもう成田についているのに」
と思いながら待っていました。

AM4時になりました。
乗客も自分の席に戻され
待ちに待った放送が流れることを
乗客全員が期待しました。
でも雰囲気がちょっと違いました。
神妙な顔でCAの皆さんが並びはじめました。
そこでアナウンスされた内容は
修理は完了したが乗務員の就業時間が過ぎたので、
飛行機は飛ばせないということでした。
ざわつく機内の中でアナウンスは続きます。
出発時刻は明日、正確に言えば今日ですが、
前日と同じ時間になるので
シンガポールに一泊してくれという内容でした。
確かに、「一泊したかったなぁ」
とは思ったものの、
それはこのような状況ではなく、
ちゃんとした形が良かったのにと思いながら、
搭乗した通路を戻り
待合室に乗客は集合させられました。
みんなグッタリしている中で、
地上スタッフから説明が始まりました。
先日ブログでお伝えしたとおり、
英語の重要性を認識し、
なんとか英語に慣れてきた時期でした。
まだ聞き取りも心配なレベルです
正直不安でしょうがない状況でした。
その様な状況で周りは、
ざわつくレベルではありませんでした。
不安は最高潮であり、
アナウンスも聞き取りづらい中でしたが、
妙に落ち着いて少し離れた場所から、
その騒動を見ていました。
俯瞰していたイメージです。

幸運

そうこうしている間に
ビジネスクラスの乗客から
指定されたホテルへ移動し始めました。
まさにその時でした、
目の前で地上のスタッフが
英語で呼びかけていました。
内容は航空会社カードのスティタスで、
今ならば別の航空会社に乗り換えられる、
出発が迫っているのですぐに移動する。
という内容でした。
半信半疑で彼女についていってみると、
他に7人の乗客がいました。
周りを見てみると
彼女以外も声をかけていましたが、
パニックに近い状態の中でしたので、
声が聞き取りづらく、
同じ内容のアナウンスもされていましたが、
気が付きませんでした。
私一人に対してではありませんが、
偶然、彼女が目の前で話してくれたので、
気が付くことができました。
運が本当に良かったと思います。
もう時間が無いということで、
7人で別の航空会社の搭乗口へ向かいます。
途中でスタッフの方から何度も謝られました。
無事、チェックインを済ませて、
他の航空会社の飛行機で離陸した時間は、
もうすでに外は明るくAM6時でした。

プロフェッショナル

無事成田に辿りついた後、
航空会社のスタッフが迎えてくれました。
今後の対応について一人ひとり
説明を受けなければいけませんでした。
直前の人が大分興奮して話しをしている中、
冷静に対応しているスタッフを見て
流石、プロだなぁと思っていました。
自分の番になり、
説明を受けた後にどうしても伝えたくなりました。
無事戻れたこと、
シンガポールの地上スタッフに救われたことを
伝えた後、
感謝の言葉の
「ありがとうございました。」
と言った瞬間その場でスタッフの方が
涙を流されていました。
「そうだよな、プロだけど辛かったんだよな。
でも一生懸命最善を尽くしてくれていたんだ。」
改めて感謝の気持ちが沸き起こってきました。

シンガポールでの経験も宝物です。
明日は昨日迄の内容も含めて整理させていただきます。

続きはまた明日、
引き続きお時間のある時にお付き合いいただけますと
幸いでございます。

皆さまにとって、明日が良い日でありますように。