【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

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クローズアップとロングショット

時代の転換期

今日は、米国の中間選挙
盛んにニュースで取り上げられていますが、
トランプ大統領を見ていて、
二年前の11月のことを思い出しました。
ニューヨークで仕事をしていたのですが、
ちょうど、大統領選挙直前のタイミングでした。
現地で話していた時に、
トランプ候補、ヒラリー候補のどちらが
優勢なのか聞きました、
すると100%の確率で大統領になるのは
ヒラリー候補だと答えてくれました。
ある人はトランプ候補が大統領になったら、
米国は潰れてしまうとも言っていました。
ニューヨークという場所を差し引いても、
全員が同じ答えなので
そんなものかと思っていました。
トランプ候補が大統領になることなんて、
絶対にありえない。
みんながそう言っていたのに、
現実はありえないことが起こりました。
今回の中間選挙でも様々な憶測が流れていますが、
何が真実なのか、本当に分からない。
正しい情報を掴み判断することが出来ないと
大変なことになると分かっているのですが、
断片的な情報から
未来を読み切ることは大変なことです。

未来を読み切れないときは、
どうすきなのか?
先ずは明らかになっている情報から
思考するクセが必要ではないかと思います。
見えないモノを見える様にする努力も必要ですが、
先ずは明らかになっていることを思考していきたいと思います。

教育改革

2020年に戦後最大の教育改革が実施されることは
既に皆さんがご存知のとおりだと思います。
では、その中身はどのように変わるのでしょうか?
今までは、
「与えられたタスクを、早く、間違いなくこなす人材」
が求められていました。
これからは、
「自らタスクを考え、成果を挙げる人材」
が求められます。
こんなことも言われています。
① これから20年以内に現在の職業の
約50%近くが機械に代替される可能性があります。
② 今、存在しない職業に就くことも想定出来ます。
③ 多様性は想像以上に進みます。
教育について言えば、今までのような
インプットの質と量を問われること
ではなく、
アウトプットの質と量が問われること
になります。

2020年にむけて

教育を重視するということは国家にとっても、
企業をはじめとした組織にとっても
競争力を向上させるために必要なことです。
教育を軽視するということは
競争を放棄することと同じです。
教育の転換期と言えば
ゆとり教育に関してはどうでしょう?
いろいろな意見がありますが、
良かった点と悪かった点があると思います。
自らの反省点として、
もっとゆとり教育そのものを理解すべきでした。
社会としてもゆとり教育の良い点を受け止める
準備がもっと必要だったのだと思います。
ゆとり教育のおかげで、
世界を相手に伸び伸びと活躍する若い人材が
増えてきたことを感じ心強く思います。
以前の教育で育たなかった、
スケールの大きな人材が育っています。
いつのタイミングでも、
教育の制度が変わる時に大変なのは、
当事者だと思いますが、
本当に大変なのは先生達ではないかと思います。
教えられる側以上に教える側が変わることは
大変なことだと思います。

今後、新しい教育を受けた人材が、
続々と社会で活躍します。
その時に受け入れる側が新しい内容を理解していなければ
本当の意味での競争力にはつながらないはずです。
長期的に考えて、
子供達に変革を求めるのであれば、
受け入れる側も準備が必要となります。
受け入れ準備の施策を整備するということは、
企業としてみれば20年後に勝ち組みと
言われるようになる為の切り札の一つなのかもしれません。

あとがき

ブログを続けていて、
いろいろ考え調べれば調べるほど、
2020年というタイミングは重要に思えてきます。
今までも歴史、時代が変わる瞬間があったと思いますが、
まさに2020年が
日本にとって、
そのタイミングになるのではないでしょうか?
今までの歴史、時代が変わる瞬間を
明日以降、調べてみたいと思います。

そういえば、ニューヨークにいた時、
呪いが解けた瞬間にも立ち会うことが出来ました。
ブログを書かなければニューヨークのことは
このタイミングで振り返ることは無かったかもしれせん。
振り返ってみると面白いことばかりです。
詳細は別の機会で紹介させてください。
その他のことでも、その時は辛かったのに、
今となると楽しく笑えることが沢山あります。
本日の〆に!
チャップリンの言葉です、


人生はクローズアップで見れば悲劇だが、
ロングショットで見れば喜劇だ。


数年後、振り返った時に笑えるように、
今を頑張りたいと思います。


ブログの続きはまた明日、
引き続きお時間のある時にお付き合いいただけますと
幸いでございます。

皆さまにとって、明日が良い日でありますように。