紙一重の差　２０１９年１２月１９日　水曜日

今日も千客万来とまでは
いかないまでも
いろいろな方が寄ってくれた

今日のお客さまで面白かったのは
玄関のマットの業者さんが
三社別々に来ていただいたコトだ

その時に面白かったやりとりだが
本日、最初の業者さんが来た時に
彼から是非、玄関のマットを
無料のお試しで
利用して欲しいと言われた

「すみません、契約はともかく

　無料で2週間お試しお願いいたします。」

こちらとしては

「まだ、人数が揃ってないので

　あまり関係無いと思いますよ。」

「いや、ありがとうございます。」

彼は、すぐに車に戻って
サンプルを10枚くらい持ってきた

とにかく行動に一切の無駄が無い

その中から一枚選んで
ホッとして椅子に座った瞬間に
又、マットの業者さんが来てくれた
入ってきた瞬間の声が面白かった

「こんにちはー、あっ」

入って来た瞬間に気付いたと思う

「このマットはどちらかと

　契約されたんですか？」

「いや、実は今さっき二週間使ってと

　言われて、これサンプルなんですよ。」

「あーっつ」

感情表現豊かな業者さんだった
先程の業者さんは見るからに
40代の方だったのだが
今回来てくれた業者さんは
20代の若い方だった

「あーーっ、実はさっき通った時に

　気が付いていたんですよ、

　でも、他のところを回ってたら」

気の毒だなとも思いながら
面白くもなってきたので
彼と話しを少し続けてみた

「うーーん、残念だけれども

　流石に二枚並べる訳にはいかんよね。」

「これをあちらのドアに移動して良いですか？」

率直で一生懸命な彼の提案に
思わず笑ってしまったのだが

「いやいや、それは流石に出来ないよ

　今回は縁が無かったと思うよ」

「それじゃあ、空気清浄機はどうですか？」

「いやいや、それこそ一人だから」

話している最中に車に取りに行った

考えるよりも、
先ずは行動だ

また、戻ってきたら
その空気清浄機がごっつい本格的な
モノを抱えて持ってきた
有無を言わさず設置して

「すみません、これも無料で

　2週間置かせてください。」

彼の熱心さに負けて
空気清浄機の使い方の説明を受ける
相当本格的な内容なものだ
でも、彼の様に一生懸命な人は
嫌いでは無い
一時間くらい粘って彼は帰っていった
これがまた本当の話しだが
椅子に座ろうとしたら
ガチャ、入口のドアが開いた。

「すみませーん」

「ハイハイ、何の御用でしょうか」

見事に同業者の方だった
マットの提案もいただいた
その後、空気清浄機の提案もいただいた
残念ながら彼が提案出来る
ネタは無くなってしまったかと思ったのだが
彼が車に戻っていった
すぐに戻ってきて
新しい提案を受けることになる
無料でルンバを付けるので
室内用の水を置かせて欲しいとのことだった
ここは丁重にお断りして
お引き取りいただいた。

それ以外の方も今日は来ていただいたのだが
流石、飛び込み営業の日、水曜日だ！
やはり水曜日、木曜日は面白い
今日の三人からも勉強させていただけた

やはりタイミングが大事だ

2人目の彼が最初に見た時であれば
良かったはずなのだが
彼は優先度が高く無い仕事を
先に済ませた後に戻ってきた
結果としてチャンスを逃してしまった

これから多分、
彼と同じ様なコトがあるかもしれない

紙一重という言葉があるが

その僅かな差が成功するか

失敗するかの分かれ目かもしれない

常に最善、最高を考える様にしよう

その為にも今、この瞬間に集中しよう

3人はこれから何回も会うコトに
なるのだがそれは又の機会にでも