【偕髙塾】塾長・塾生ブログ

転職・起業・就職で悩んでいる人を応援するブログです!

ロボットが上司になる時代

上司の在り方

新聞、TVからニュースを収集して、
それが本当にどうなっているかを、
確認する作業を毎日続けていると、
先人達の偉大さを痛感します。
今は調べようと思えば、
直ぐにPC、スマホ等で調べることが出来ます。
携帯電話を使って直接企業や人に確認することもできます。
ほんの30年前は調べることが大変だった時代であり、
知識のレベルが高いことが能力に直結していました。
情報についても同様のことだと思います。
故に情報量の多い上司が能力に関係無く、
部下に命令し、チームを掌握することが可能でした。
現在の企業における上司に求められる姿は、
以前とは全く違った姿になっています。
この頃、いろいろな企業の方と話しますが、
成長している企業の管理職の方と
成長していない企業の管理職の方ではだいぶ違います。
これから益々難易度が高くなる
マネジメントについても探究したいと思います。
考えたくもないことですが、
上司がロボットという時代がくるかもしれません、
そうならない為にも、万が一そうなった時の為にも準備が必要です。

 

マレーシアⅣ

マレーシア編も今日で最終回となります。
仕事をしていても成功よりも失敗ばかりでしたが、
失敗をしなければ分からない事が沢山あります。
マレーシアでの経験は、
仕事に対する考え方を根本的に変えてくれました。
初めての体験を二つ紹介させていただきます。
モスク
モスクの中に入ったのは初めてでした。
とても新鮮で且つ感動しました。
ついお連れした皆さまそっちのけで
モスク初体験を満喫しておりました。
海外の方が日本に来た時に、
お寺を回る理由が理解出来ました、
マレーシアであり、イスラム文化
五感で感じたことで、
分からないから怖いという感覚が
無くなったことを思いだします。
ドリアン
ドリアンを食べたのも初体験でした。
ドリアンを食べる為、
わざわざ公園で食べた事を鮮明に覚えています。
食べた味、匂いも強烈でしたが、
その時に一緒にいた方から、
ドリアンについて教えていただいたことが
自分自身にとってありがたいことでした。
先ず何でも経験してみなさいと言われたことを
思い出します。
その方がドリアンにはまった理由や、
失敗談を教えていただいたことは忘れません。


マレーシアでの経験は、
今までとミッションも違ったのですが、
とても意義ある経験になりました。
それはやはり仕事をする上で大切なことを
再認識する機会となったからです。
観光ではなく仕事をするならば、
何をしなければならないかを再認識しました。
言語、文化、常識はもちろんですが。
何の為に自分が仕事をしているのか、
そしてそのミッションを実現する為に
何をしなければならないのか?
費用対効果という言葉を使っていましたが、
その後の海外で仕事をするときには、
より一層深く考えながら仕事をするようになりました。
やはりその国をちゃんと理解しなければいけない。

マレーシア以降の海外出張のスタンスは
大きく変わりました。
① 受動的ではなく能動的に
② 否定ではなく肯定から
③ 先入観で判断せず、実体験から判断する

 

一つ目は先程も申し上げたとおり、
ミッションの確認だと思います。
何の為に出張するのかを分かっているつもりでも、
出張する事自体が目的となっていないか?
言われたことの真意を
ちゃんと理解することが必要であり、
その真意を実現することが
本当の意味で仕事をすることだと思います。

 

二つ目は知らないから否定ではなく、
先ず全てを肯定した上で考え行動する
簡単なようで難しい事です。
特に未経験な事、生理的な事は難しいと思います。
否定からは何もうまれません。
以前はテニスのラリーのようなイメージで
仕事をしていたかもしれませんが、
マレーシア以降、相手から投げられたボールを
一旦、受け止めることを意識しました。

 

三つ目は知らないうちに先入観を持っていることで
相手の本質を見ることが出来なくなってしまいます。
これは海外だからという訳ではありませんが、
人間は現実を見たい様にみてしまうので、
本当に大切なことを見逃してしまいがちです。
そんな中、言葉も話せない、
文化、風習も理解していなければ
聞きかじりの知識のみで判断することになります。
一番やってはいけないことである、
個人を見ずに、一括りで見てしまうことになります。

 

私もそうでしたが、
知らない事に対しての対処をどうすれば良いのか?
マレーシアの経験以降に、
未知との遭遇時に心掛けていることです。
① 出来る範囲の準備をする。
② 最善を尽くす
③ とにかく楽しむ

 

一つ目は、確かに準備は大切です
しかしながら完璧な準備はできません。
出来る範囲で準備します。
でも、これが重要であり全く準備しない場合と、
少しだけすることで
仕事の成果は確実に違います。
特に準備の部分で心がけていたことは、
日本とその国、地域との現在の関係を
調べてから現地にむかいました。

 

二つ目は、上手くいかなくとも諦めないで
精一杯頑張っていると事態が変わる時があります。
諦めからも何も生まれません。
そこから一歩踏み出してください。
それが成功でも、失敗でも必ず次につながります。
最善のポイントは簡単です。
常に好奇心を持ち続けることです。
好奇心さえ失わなければ
大概の上手くいかないことは乗り切れます。

 

三つ目ですが、上手くいっていれば楽しめますが、
大切なことは上手くいっていない時こそ、
楽しむべきだと思います。
例えその時上手くいかなくとも
出来ない事が出来る様になるイメージや、
次の機会で成果をあげるイメージを持って
その機会を楽しんでください。


「一」

最後に未知との遭遇の際の心の支えを紹介します。
この言葉のお陰でどれだけ救われたか、
プロ野球の監督である野村克也さんの本の中で、
こんな言葉があります。
「一」を大事にせよ
この言葉を教えてもらってから
人生が大きく変わりました。
人生は日々「一」の繰り返しである。
その「一」を意識することが大事であり
全ての「一」を意識するようになって、
私は人生が変わりました
皆さんもよろしければ
「一」を意識してください。
きっと人生が変わるはずです。
マレーシアはその意味でも、
まさに「一」の体験でした。
今後もあの時の経験を忘れずに、
「一」を大切に頑張ります。

続きはまた明日、
引き続きお時間のある時にお付き合いいただけますと
幸いでございます。

皆さまにとって、明日が良い日でありますように。